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ましろ第34話

車は狭い道に入って行った。ただならぬ空気が漂っていた。やはり予感が的中してしまったのだろうか。みんなが沈黙してしまった。


だが、

「パパは面瀬川中で待っているの?」


妹の言葉が空気をかき乱した。まだ小学校低学年の彼女に、父親の死なんて簡単に受け入れられない。
「大丈夫だよ。」

助手席から後部座席の方を向いて、母は言った。でも、私と母は(弟も?)知っている。本当は父との最後の対面をすることを。やはり、幼い我が子につらい事実を突きつけたくないのが、親心だろう。
そうこうしているうちに、中学校に着いた。みんなが車を降りると、母と結子さんを先頭に体育館入口へ行った。母と結子さんが受け付けをしている間、私と妹、弟が何をしているのかは覚えていない。それくらい、悪い予感が頭から離れなかったのだと思う。


「さあ、行くよ。」

母の静かな声を合図に、安置所に入って行った。みんな重い足取りだった。


サイドトーク:皆さんは、朝ドラ好きですか?私は、「おひさま」以来のファンです(笑)。


さて、朝ドラのヒロインで、どちらが絵になりますか?

震災に巻き込まれたヒロインで、


A アラサー?の人で、震災から一年経って自衛官(同じ学校の先生、役場、県庁、警察もあり)と結婚
B 浪人生(受験生)で、震災から1年して大学(看護学校もあり、ていうか、「ましろ」じゃね?)に合格

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